今月は、兵庫県自動車青年会議所(JMC)に今年度入会された、神戸鈑金 専務取締役 佐古井 亮君を紹介させて頂きます。
佐古井君は高校を卒業後、社会勉強も兼ねて様々な職業に従事してきました。建設業から始まり、運送業や倉庫業、自動車整備工場にも勤め、自社の今後のことも見据え自分で体験したことを活かそうとしたそうです。
神戸鈑金は、自動車関連の様々な事業を行っています。
自動車整備業、板金、塗装、新車販売、中古車販売、自動車の買取、レッカー業務、JAFと幅広く展開されています。
社員数も現在の自動車整備業としては数多く、12名もおられるそうです。
役割分担としては、自動車整備業は4名、板金・塗装4名、販売関連は2名、レッカー業務2名としっかりと社員の方々も自分自身の仕事に対するモチベーションが高い会社だなと感じました。
その中で佐古井君は主に販売関連、買取業務、レッカー業務の担当として毎日奮闘しています。
神戸鈑金の歴史は古く佐古井君で3代目になります。
初代が板金・塗装として会社を立ち上げ、次に自動車整備業も手がけ、2代目の現社長が販売関連とレッカー業務を業務拡張されました。
さらに現在の自動車業界は常に進化していることを肌に感じた佐古井君は特徴や特化したものがなければ生き残れないと感じ、自動車の買取専門店を立ち上げることにしました。
ここまでするためには、大変な努力のたまものだと感じました。
業務内容が増えることにより自分自身の仕事量は増える一方ですが、ユーザーの立場を考えると、神戸鈑金に自動車をお任せいただければ、すべて安心して預けてもらえるような会社作りを心がけているそうです。
例として、事故を起こしたユーザーはレッカー業務で引き取り、板金・塗装で修理できますし、損傷が大きな場合は買換えも自社で販売できる。
また、買取業務を立ち上げ強化していることから下取車の高額な買取もでき、ユーザーにとってすべて安心して任せられる会社を目指しています。
そんな中、JMCに入会をしようと決めて頂いた理由は、今後の自動車業界の流れをいち早く知りたい、経営者として勉強したい、または同業者と仲間を作り、どんな方法でユーザーに対し接しているのか、どんなことで成功と失敗をされてきたのかを勉強したいと感じて決意を固めたそうです。
自社の今後の目標としては、「顧客をふやしていく」、「社員の育成」、「地元で信頼される車屋さん」を掲げていくと熱く語っていました。
そのためには、他社との差別化が必要と今回取材時に何度も力強く話されていました。
そうすることで、特色ある自動車整備業としてユーザーへの認知度向上を図り、生き残っていこうとしています。
神戸鈑金さんの今後の益々の発展を願い、取材を終えたいと思います。
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