2016年10月15日(土)兵庫県自動車整備振興会4階にて、兵庫県自動車青年会議所 臨時総会及び第2回合同例会を開催致しました。
今回から報道関係者としまして、日刊自動車新聞社と自動車新聞社の2社をお招きし我々JMCのメンバーがより多くの交流を図り、尚且つ情報交換の場と位置づけし盛大に執り行われました。
まず始めに全員による綱領唱和の後、小倉大造理事長による挨拶がありました。
「4月より理事長に就任してから非常に早いもので約半年が経過しました。理事長という役職につくことにより色んな意味で大変勉強になっています。他業種との交流、会議の進め方、会に対しての考え方とたくさんのいい機会に巡り合えたことを大変感謝するとともに、みなさんも一度体験していただきたい。」と伝えていました。
次に各副理事長による地区ごとの事業活動報告、各担当理事による近青協活動報告、兵青中活動報告が行われた後に会員スピーチが行われました。
今回のテーマは「自分の変えたい所」となります。東部・中部・西部の各地区から1名が発表していきました。
東部からは安澤君、中部は北田君、西部からは佐古井君が自分のことや会社経営について考えていること、実行したいことなど真剣な表情で語って頂きました。
兵庫県自動車青年会議所では自分自身のスキルアップや会社経営の基盤強化、同業者・異業種との交流などを図りながら、自動車整備業の先頭を切り、日々勉強を行っています。
次に来賓である山本事務局長より「今後の自動車業界は大きく変わる。
先だっては来年度よりペワンストップサービス拡大に伴うシステム更改により、OCRに変わりシステムによる申請ができるようになります。すでにディーラーなどが新車登録の際に実践として行われていますが、今後は継続検査・移転登録・抹消登録などにも随時併用されていきます。
また、自動車の駆動関係ではガソリン・軽油からハイブリットに変わりつつ、今では水素での駆動が可能になってきました。
自動車業界は常に進化を求められ、他業種とは違い日々進化することをしっかりと理解しユーザー様にいち早く配信していくとが求められています。」とご挨拶を頂きました。
第2部は東部地区が企画立案しました「燃料電池自動車MIRAIを学ぶ」と題しまして神戸トヨペットの加藤慎一様より講演して頂きました。
まずMIRAIの現車をリフトアップしての自動車の構造説明をして頂き、どのような仕組みで組み立ててあるのか、どんな構造で駆動するかを部品の名称や取り付け位置などの説明を受けました。
次に座学に移り、ペーパーでの説明とプロジェクタを使用しての車両の説明と水素がどのように働くかを理解できるまで詳しく説明して頂きました。
メンバーもかなりの興味関心がありましたので、ここでの質疑応答は熱がこもった内容になりました。
最後にMIRAIの試乗を行いました。やはり実際に体験することにより、ユーザーに対し説明を行いやすいですし、我々整備業も最新の情報を提供するには必要だと感じました。
ハイブリット車と異なり、全てを電気でまかなう事になるので、発進、加速、走行などは少し今までとは違う感じがありました。しかし、パワー不足などは一切感じない、安定した走りでした。
このように我々JMCは日々勉強を行い、会議所という由来の通り色んなことを会議し、自分自身だけのためではなく会社経営、ユーザーのため頑張っています。
1人でも多くの参加を今後は期待したいと思っています。 懇親会では、2社の新聞社を交え自動車整備業の枠にとらわれず自動車業界全体の動きや、なかなか私たちまで届いてこない情報など、盛りたくさんのお話をさせていただき、大変勉強にもなり楽しい懇親会になりました。
どんなにハイテクなモノができ、便利なことができる時代ですが、やはり最後は人と人の繋がりだなと感じました。こうして会場全体が和やかな雰囲気の中、閉宴となりました。
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