今月号のJMCナウは2015年度の事業にて最後となる第3回合同例会のレポートをお届け致します。
今回は1月23日(土)に尼崎のホテル「ホップイン」アミングにて開催されました。来賓に(一社)兵庫県自動車整備振興会並びに兵庫県自動車整備商工組合 専務理事 山本喜一様、徳島県指定自動車整備工場協議会青年部 E.J.CLUBより3名の方にご出席いただきました。
例会の進行は第1部式典、第2部東部地区事業「事業計画書の作成方法と目標達成への取組み」、第3部懇親会の3部構成となります。
第1部式典にて秋月理事長より「理事長に就任しますと1年が経つのが本当に早くなります。今年度の重要な取組みとして会員拡大に力を注いできました。中部西部にて入会候補見込みのある事業所を訪問しました。飛込みの訪問だったため、即入会にはつがらなかったのですが今後も継続的に実施していきたいと思います。今年度の式典での会員スピーチのテーマは「理想の我が社の将来像」としました。JMCは、前向きな考えの人間が集まる団体であり明確な理想像を持ち続けていれば、やがては自動車業界の発展にも繋がっていくと考えこのテーマを定めました。後に行われるスピーチと共に第2部のセミナーでも自社及び自分にプラスになる事を何か一つでも持ち帰ってもらいたいと思います。」と挨拶がありました。
次に各担当副理事長、理事による地区事業・近畿地区自動車青年協議会・兵庫県中小企業青年中央会の活動報告が行われた後に現役メンバー3名による会員スピーチが行われました。
始めに東部地地区 徳山欣秀君より「父と代替わりして代表者となりました。代表者となって感じるのは、自動車整備業界は車検制度に守られた参入障壁の業界と言われていることに疑問を感じます。お客様が車が故障したから入庫するのではなく、故障しない様に予防整備を行うために来社するビジネスモデルを目指していきたいです。」と行われ、次に中部地区 藤原正典君より「将来、息子と一緒に仕事したいと思います。まだまだ小さいですが、手伝ってくれる姿をみていると仕事をもっと頑張ろうという気持ちになります。JMCで業界をリードしていける存在になりたいと思います。」と行われた後、最後に西部地区 西 範昭君より「数年前に友人と食事をしていた時に将来的に現在よりも何倍もの売上げを上げているようになりたいと言いましたが、JMCに入会してから現状を見極め地域No.1を目指していくと共に貢献できるようにしていきたいと思います。」と行われました。
次に第2部「事業計画書の作成方法と目標達成への取組み」のセミナーでは、昨年7月に行われた経営者研修「事業計画書の作成方法」で学んだ事を基にして今回は事業計画書を実際に作成していきました。3つのグループに分かれて1.経営理念 2.環境変化への対応 3.10年後について 4.自社が顧客に対して提供できる価値の4項目についてグループディスカッションを行った後、各自で事業計画実施3,8,10年後と収支計画を立てていきました。悪戦苦闘しながらでしたが、実際に計画を立てることで目指すべき方向性と具体的な数値目標が見え、理想像が形になって表れてきました。このことで現状、何をすればいいのかという課題も認識することができました。
第1部式典で秋月理事長の挨拶または会員スピーチでの発表であった様に少しでも自社がより良くなると共に業界が発展していく事を願って我々JMCは活動しています。2015年度の主な活動は今回の第3回合同例会が最後となりますが、4月からは新理事長の下で2016年度の新たな活動がスタートします。我々と共に研鑽を積みつつ、業界発展のために活動する仲間を心よりお待ちしています。
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