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点検整備の重要性

バッテリー点検をやってみましょう

最近、バッテリーの液不足による破裂事故がふえています。
トラブルを防ぐためにもバッテリーのチェックはまめに行うように心掛けてください。

バッテリーの液面は、
上限(UPPER LEVEL) 下限(LOWER LEVEL)
の間に保ってください。
※下限以下での使用は危険です。液が減っている場合、蒸留水もしくはバッテリー強化剤の類を補水してください。

点検その1 外観のチェック
バッテリーケースの上面が埃や油で汚れているもの、また端子の腐食は自然放電(スパーク)の可能性があるのできれいに磨いてください。
また、ケースやフタのひび割れは大変危険な状態なので交換するようにしてください。

点検その2 液面のチェック
バッテリーのケースは6つの液槽に仕切られています。 ケースの外側から中の液面の高さの影が見えるので、車を揺らすなどして各槽の液面が Upper.levelとlower.levelの間にあることを確認してください。
電流が流れるものには、大なり小なり熱が発生します。当然、液の蒸発も考えられ液減りが起こります。
液が減り、極板が露出するとバッテリーの寿命や性能は極端に低下します。 液が減ったまま使い続けているとケース内に発生した水素ガスに引火しケースが爆発することもあります。 液面のチェックはこまめに行ってください。

点検その3 容量のチェック
専用のバッテリーテスターを使って、バッテリーのコンディションをすみやかに判断します。
整備工場に行けばバッテリーの比重・電圧などバッテリーそのものの点検をしてもらえます。